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ウェディング関連コラム

ウェディングの受付を頼まれたら気を付けたいマナーとは?

ウェディングに関する様々なルールやマナーについての情報が雑誌やインターネット上に溢れている昨今、ゲストとして式に呼ばれた場合の礼儀作法については既に知っているという人も多いのではないでしょうか。数多くいるゲストの一人であれば、多少失礼があっても見逃されるものですが受付ともなるとそうはいきません。式の顔ともいえるこの役割をもし依頼された場合どのように振舞えばよいのか、手順や服装について見ていきましょう。

 

受付はどんなことをする?

結婚式の受付は、式の当日に招待客が一番最初に接するホスト側の人間です。まさに式の顔ともいえる役割ですよね。この役割は、新郎側と新婦側の両家を代表するものなので、ゲストに失礼がないようにしなければなりません。具体的には、一体どのようなことを行うのでしょうか。

実は受付の仕事内容には、これといった明確な決まりはありません。会場によっては、その会場のスタッフが代わりに行ってくれるという場合もあります。基本的には式の形式と、その地域の風習に大きく左右されると考えておきましょう。式の主役である新郎新婦に、何をすればよいのかを確認しておくのが一番安心です。

一般的な役割としては、親族側の立場から招待客に対して挨拶をすること、芳名帳に名前を記入してもらうこと、ご祝儀を受け取り管理することが挙げられます。招待客に席次表を渡し、席まで案内するのも大事な役割です。複数人で受付を行う場合、新郎側の親族から1名、新婦側の親族から1名という形でお願いする場合が多く、役割分担が必要になります。

一人が主に芳名帳への記入を促しご祝儀を受け取り、もう一人が会場や時間の案内をするとスムーズです。招待客が会場に到着したら、まずは挨拶をし、芳名帳へ名前の記入をしてもらいます。この時に、招待客のリストと照らし合わせて車代を渡すゲストなのか、イレギュラーな対応が必要な相手ではないかを確認します。その後、会場への口頭での案内と席次を伝えての誘導という流れになります。

招待客は、初めての会場で分からないことだらけです。当然ながら様々な質問を受けることがあります。会場となる施設内で、式場はどこか、新郎新婦の控室はどこか、一番近いお手洗いはどこかなど、よく聞かれそうな質問には答えられるようにしておくとスムーズです。早めに会場に入り、確認をしておくようにしましょう。

 

服装のポイント

受付にはどのような服装で臨めば良いのでしょうか。あくまでスタッフではなく式に参加する者の中の一人ですので、通常の結婚式に参加する際のドレスコードは守っているということが大前提です。男性はフォーマルスーツであること、女性は白以外のドレスやワンピースであることなど、結婚式の服装マナーに則ったものを着るようにしましょう。

受付は式の顔であり、その雰囲気によって式全体がどんなものなのか招待客は想像してしまいます。好ましいのは、きちんとした爽やかで明るい印象の服装です。あまりにも派手な服装では会場の雰囲気にそぐわないばかりか、あまり良い印象を与えない可能性があります。しかし、地味すぎるのも良くありません。女性の場合、メイクをしっかりとすること、ご祝儀の受け渡しで手元をよく見られるのでネイルケアをしておくことも忘れないようにしたいですよね。

また、この役割はお辞儀をすることがかなり多いです。特に女性の場合、お辞儀をした際に髪の毛が顔にかかってしまいいちいち手で直しているのはあまり良い印象を持たれません。顔周りの髪の毛が顔にかからないようなヘアスタイルにすると良いでしょう。すっきりとしたアップスタイルのまとめ髪か、ハーフアップがおすすめです。

ショートヘアの場合には、ダウンスタイルでのヘアアレンジをすることが多いでしょう。その場合にも、髪の毛を耳にかけて止めておくようにするなどの工夫をしておきましょう。男性も、髪が長い場合はきちんとヘアセットをするようにします。お辞儀で顔にかからないよう工夫しておくことはもちろん、受付の最中に髪のセットを直しているのはあまり良い印象になりませんので注意しましょう。

招待客が来始めてしまったら、気軽に持ち場を離れることはできなくなります。なるべく開始前にトイレなどで髪型や服装、女性はメイクのチェックを行い、あまり頻繁に手直しが必要にならないようにしておきましょう。

 

ご祝儀の取り扱いに注意

この役割をこなす上で何よりも注意したいのが、ご祝儀の取り扱いについてです。招待客から預かっている大切なお金であり、絶対に紛失したりという事故があってはならないものです。基本的に気を付けたいこととしては、多額のお金が一か所に集まっている状態になるので常に緊張感を持つということです。仮にトイレなどで持ち場を離れる場合には、必ず誰か一人はその場に残るようにしましょう。目を離さないことが大切です。

ご祝儀は受付に預けられ、招待客全員が入場し終わった段階で整理をします。あらかじめお金の管理をする人を親族の中から決めている場合にはその人に、会場の金庫に預ける場合には金庫に確実に仕舞うようにします。もしもお金を管理する役割の人が見つからなかった場合でも、他の親族に渡したり、会場スタッフに預けたりということがないようにしましょう。

金庫に仕舞う場合には、金庫の鍵を持ち歩くようになります。金庫の鍵もあらかじめ決められた人が管理をするのが安心ですが、そのまま受付をした人が持つことになった場合には絶対になくさないようにしましょう。

ゲストからご祝儀を受け取った際、貴重品なのですぐに目につかない場所にしまっておきたくなりますよね。受け取ったご祝儀はお盆の上に乗せておくものなのですが、実はお祝いの場なので常にお盆の上にご祝儀袋が重なっているほうがお目出たいとされています。人目につく場所にお金の入った袋を積んでおくというのは不安があるかもしれませんが、常にお盆の上が空の状態であると寂しい印象になってしまいます。

招待客の途切れたタイミングなどを狙って、少しだけお盆の上にご祝儀袋を残しながら仕舞っていくのが良いでしょう。また、ご祝儀は新郎側と新婦側で分けておく必要があります。もしも受付の作業を行いながらの仕分け作業が難しい場合は、ゲストの手続きがひと段落してからまとめて仕分けるほうが安全です。

まとめ

結婚式には欠かせない、重要な役割である受付。基本的には新郎新婦の親族が担当することが多く、ご祝儀を扱うため大変責任のある役割であるといえるでしょう。

服装については、あくまで式に参加するので結婚式における服装マナーを守っていることが重要です。招待客が一番最初に接するホスト側の人間ですので、良い印象を与えられるような服装を心がけましょう。過度に派手なものや、反対に過度に地味なものは避けるようにしましょう。挨拶や芳名帳への記入、招待客の案内など何かとやることが多く忙しい役割ですが、式の顔として笑顔でこなせると良いですよね。緊張感を持ちながら、複数人で行う場合は協力して滞りなく完了させましょう。